Adjust Web SDKを実装することで、アトリビューションやイベントなどのさまざまなデータをWebアプリで記録できます。このガイドでは、Adjust SDKをアプリに実装する方法をご紹介します。
1. プロジェクトにSDKを追加する
まずは、WebアプリにSDKを追加します。Adjust SDKは、CommonJSとAMD(Asynchronous Module Definition)の両方の環境で動作します。CDN(Content Delivery Network)を利用して読み込むと、グローバルのAdjust
名前空間を介してアクセスできます。
CDNを使用する
CDNを利用してSDKを読み込むときは、本番用ビルドには縮小バージョンを使用する必要があります。
- バージョンを指定するには、
https://cdn.adjust.com/adjust-5.7.0.min.js
のようにCDNターゲットに追加します。
- 最新バージョンを読み込むには、次のように
adjust-latest
パッケージを使用してください:https://cdn.adjust.com/adjust-latest.min.js
。このパッケージは自動的にアップデートされるため、ターゲットファイルを変更する必要はありません。
CDNを利用してSDKを読み込むには、Webアプリの<head>
タグ間に次のスニペットを追加します。
Adjust SDKはページごとに読み込まれ、ページの読み込みごとに1回起動されます。
サブリソース完全性
XSS(クロスサイトスクリプティング)攻撃を緩和するために、サブリソース完全性チェックを使用します。実行前にパッケージを検証するには、次のコールを使用します(追加のcrossOrigin
、 integrity
、およびエンコードされたハッシュにご留意ください)。
npmを使用する
Adjust SDKはnpmでも提供されています。パッケージをプロジェクトに追加するには、好みのパッケージマネージャーを使用します。
2. SDKを初期化する
SDKをインストールしたら初期化する必要があります。これを行うには、initSdk
メソッドを呼び出してください。このメソッドには、アプリでのSDKの動作をカスタマイズするために使用できる引数があります。
SDKを初期化するには、 initSdk
の呼び出しに次の引数を追加する必要があります。
appToken
(string
):お客様のAdjustアプリトークン。
environment
(string
):SDKを実行したい環境。
- SDKをテストモードで実行するには、
sandbox
をパスします。
- リリースの本番用モードでSDKを実行するには、
production
をパスします。