Adjust SDKとSegment SDKを連携させるには、以下のいずれかの方法に従ってください。
- 独立したSDKソリューション - Adjust SDKはSegment SDKと独立して動作します。このソリューションを使用すると、ディープリンクなどの追加のAdjust SDK機能の実装が簡単になります。
AdjustおよびSegmentの各ダッシュボードでこの連携を設定する方法については、Segmentと独自した連携を設定をご覧ください。
- ラップされたSDKソリューション - Segment SDKがAdjust SDKをラップし、アプリ内で最小限の作業で両方を接続することができます。これにより、Segment SDKでAdjust SDKを利用可能な状態にし、AdjustとSegmentがそれぞれのシステムでイベントを計測するようにします。このソリューションはSDKイベントを使用するため、SKAdNetworkの最適化に有効に機能します。
AdjustおよびSegmentの各ダッシュボードでこの連携を設定する方法については、SegmentとのSDK間連携を設定をご覧ください。
両方のソリューションを使用して、Segmentダッシュボードでイベントを定義する必要があります。
独立したSDKソリューションの設定
1. Segment SDKを設定する
Segment SDKで、Track APIコールイベントを定義します。各イベントは単一のユーザーアクションを記録します。Segment SDKは、Cloud ModeでAdjust SDKに対応するtrackEventコールを作成します。
-
Segment Android SDKを実装します。
-
アプリ（Android）で計測したい各イベントに対して
trackコールを作成します。
- オプション：カスタムキー値のペアを
propertiesオブジェクトにパスできます。Segment SDKは、これらのプロパティをコールバックパラメーターとしてAdjust SDKのイベント計測コールにパスします。Adjustのパートナーパラメーターはサポートされません。
2. Adjust SDKの設定
- Adjust Android SDKをアプリに実装します。
- 以下のパラメーターをセッションパートナーパラメーターとしてAdjust SDKにパスします。これらのパラメーターをインストールまたはセッション開始時に使用できるようにするには、ディレイスタートを使用する必要があります。
anonymous_id- AdjustがSegmentにコールバックを送信するために必要です。Segment SDKからanonymous_idの値を取得できます。- オプション：
user_id- これはお客様のシステムから取得できるようにするために定義する値です。
ラップされたSDKソリューション
Segment SDKがAdjust SDKを初期化します。次にAdjustは、インストールおよび/またはセッションを自動的に記録します。アプリはその後、Segment SDKでtrackコールを作成します。これにより、Device ModeでAdjust SDKに対応するtrackEventコールを作成します。Segmentは Device Mode を使用しているときでも、イベントを Cloud Mode で送信することがあります。これは既知の問題です。これにより、Adjustは多くの場合に同じイベントトークンで、Adjust SDKとサーバー間連携からイベントを受け取ることになります。
-
Segment Android SDKを実装します。
-
Segment SDKにAdjustの実装を追加します（Android）。
-
以下をアプリに追加します：
- オプション：カスタムキー値のペアを
propertiesオブジェクトにパスできます。Segment SDKは、これらのプロパティをコールバックパラメーターとしてAdjust SDKのtrackEventコールにパスします。Adjustのパートナーパラメーターはサポートされません。